============================================================ 【ソ フ ト名】 GPSデータファイルコンバータ         GarConverter         Ver 0.10(2001.04.20) 【ファイル名】 GARCV010.EXE(セットアッププログラム付き)         GARCV010s.EXE(セットアッププログラムなし) 【著作権 者】 三谷哲雄         地理情報システム研究室(三谷ゼミ)         http://gis.umds.ac.jp         流通科学大学情報学部経済情報学科 【対応 機種】 WindowsNT4.0(+sp6) VB6+SP5の動作可能機種 【動作 確認】 Micron MillenniaXKU(NT4.0) 【ソフトウェア種別】 フリーソフト 【転載 条件】 禁止 ============================================================ 【ソフト紹介】  本ソフトウェアは,GPSデータファイルコンバータです.  データの閲覧にはプロアトラスシリーズに対応しています.  ◇対応データファイル◇    拡張子     GRC GarConnectおよびGarConnectSIS     GRP GarPointerの標準形式     GRM Garmin社製ハンディGPSのSimpleTextFormat形式      GarPointerにて保存可能     GRN NMEA形式(ただし,1データセットの区切りに改行)      GarPointerにて保存可能     TXT Waypoint+(B.Hildebrand氏)のテキスト形式      URL http://www.tapr.org/~kh2z/Waypoint/     MPS プロアトラスのマップサーバスクリプト形式    ただし,GRP,GRM,GRN形式のファイルは読込みのみ  ◇機能◇    1.それぞれの形式のデータファイルを相互に変換できます.    2.各ソフトウェアで生成されたファイルを読み込み,指定した      書式にしたがってMPSファイルを生成(変換)し,      そのファイルをプロアトラスで簡単に閲覧できます.    3.また,指定の規則(後述)にしたがって作成したMPSファイル      から各種GPSソフトウェアのデータファイルを生成できます. 【インストール方法】  1)ファイルをダウンロードします.    自己解凍形式になっている,     (A)セットアッププログラム付き(GARVC010.EXE)か,     (B)セットアッププログラムなし(GARCV010s.EXE)か    どちらかをダウンロードしてください.  2)ダウンロードしたファイルを実行します.    (A)の場合       所定のファイルを指定のディレクトリに自己解凍します.       その後に,MicrosoftのSetupプログラムが自動起動し,       インストールを開始します.    (B)の場合       指定ディレクトリに実行に必要な全ファイルを自己解凍します       これでインストール完了です.    *)MPS形式の表示設定ファイル       インストールしたディレクトリにある       header_mps_group.dat       は,MPSファイル用表示設定定義ファイルです.       中身は,MPSスクリプトの「Group」設定を抽出したもの       このファイルを変更すればMPSへの変換時の表示状態を       変更できます.       ただし,「gid」番号は変更できません.       (プログラム内部で使用)  3)各種設定    (A)の場合       特に必要ありません.    (B)の場合       Windows95,98系で使う場合は,DLL等ランタイムの設定が       必要になる場合があります.       WindowsNTで使う場合は,特に必要ありません. 【起動方法】  Programメニューからたどるか,  解凍したフォルダ内のGarConverter.exeを起動してください. 【操作方法】  ◆データ形式コンバートの方法    ・OriginalFileのテキストボックスに変換元ファイル名を入力      「Ref」で参照.      MPSファイルの場合入力後「ProAtlas」で閲覧可能    ・FileTypeで変換後のファイル形式を選択      OriginalFileのファイル形式が赤文字で表示されます      「(X)」は読込みのみ      AutoFileNameがONのとき:        OriginalFileの拡張子を変更したファイル名が        ConvertedFileに自動的に入力されます.    ・ConvertedFileのテキストボックスに変換後ファイル名を入力      「Ref」で参照.      MPSファイルの場合,変換後「ProAtlas」で閲覧可能      AppendがONの時:        既存ファイルに追加します.    ・変換オプション(GenaralOption)を選択      UTCOffset,Datum,Coord.Format(座標フォーマット)        データ優先 〜 変換もとのデータを優先します        以外    〜 オプション設定を優先します      Datum of GRM,GRN        拡張子GRM,GRNのファイルは,Datumを保持していないため,        変換元ファイルがそのいずれかの場合,手動で指定します      ConvertData        変換するデータを選択できます.        ON以外は無視されます      Init.TrkNo        トラックログの管理番号は,自動インクリメントします.        それを強制的にリセット(1に戻す)します.    ・変換オプション(Option For MPS)を選択      これは,MPSファイルへ変換する際のオプション類です.      Route To MPS:        RouteデータをMPS変換する際,ルート番号の番号付けの方法      Track to MPS:        TrkLineOp 〜 トラックログをMPSのLineへの変換時,                Lineの属性(Str,Info)に付加する情報          Total num of Pnt :トラックポイントの総数          Total Trip Time  :総トリップ時間(秒)          Total Trip Length :総トリップ距離(m)          Total Velocity  :平均速度(km/hr)        TrkPntOp 〜  通過地点のMPSのPointへの変換時,                属性(Str,Info)に付加する情報          []Step    : Pointを表示する間隔          PastDate   : 通過日時          PastVelocity : 通過時速度(km/hr)          PastDegree  : 通過時移動方向                  (度〜北向=0度,右回り+)          HeadDegree  : 通過時Heading                  (度〜北向=0度,右回り+)          LegTime    : 直前の地点からの経過時間(秒)          LegLength   : 直前の地点からの距離(m)          LegVelocity  : 直前の地点からの平均速度(km/hr)      AutoStartUp ProAtlas        変換後ファイルタイプがMPSのとき        これをONにしておけば,変換後に自動起動します.    ・Convertボタンを押します.      変換中は,キャプションが「・・・ing」に変わります.  ◆相互変換可能MPSファイルの規則   ●Waypoint    −MPS>Waypoint−    図形 : Point図形    属性 : str に名称(WP名)          書式:[WP]@@@・・・          任意の半角文字列(GPSの制限文字数まで)         pos に地点座標         info コメント,シンボル番号,ディスプレイ情報 を          半角カンマ(",")区切り(省略可)         gid にWaypoint表示用グループ番号(2510)(省略可)    −MPS<Waypoint−    図形 : Point図形    属性 : str に名称          書式:[WP]@@@・・・  任意の半角文字列         pos に地点座標         info コメント,シンボル番号,ディスプレイ情報を          半角カンマ(",")区切り(省略可)         gid にWaypoint表示用グループ番号(2510)   ●Route    −MPS>Route−    図形 : Line図形    属性 : str にルート名(RN)          書式: [RT]@@@*****************          任意の半角文字列(GPSの制限文字数まで)          最初の3文字をデフォルトのRoutePoint名に使用         pos に頂点座標列(GPSのRoutePoint数制限以内の頂点数)         info Route番号(空欄なら自動生成)         gid にRoute表示用グループ番号(2521)(省略可)    −MPS<Route−    図形 : Line図形    属性 : str にルート名(RN)          書式: [RT]@@@*****************          任意の半角文字列(GPSの制限文字数まで)         pos に頂点座標列(Route用Waypointの座標)         info Route番号         gid にRoute表示用グループ番号(2521)    −    図形 : Point図形    属性 : str にルートポイントの名称(RP)          書式: [RP]@@@nnn          任意の半角文字列(GPSの制限文字数まで)          @@@=Route名          nnn=RoutePoint番号         pos に地点座標(各Route用Waypointの座標)         info RoutePointの順番         gid にRoute表示用グループ番号(2522)   ●TrackLog    −MPS>Track−    図形 : Line図形    属性 : str にTrackLog(TR)を示す [TR] の文字に続けて          コメント(,ディスプレイ情報,色情報,TrackPoint数)          を半角カンマ(",")区切り(省略可)         pos に頂点座標列         info 空欄         gid にTrack表示用グループ番号(2531)    −MPS<Track−    図形 : Line図形    属性 : str にTrackLogの情報          コメント,ディスプレイ情報,色情報,TrackPoint数          を半角カンマ(",")区切り          書式: [TR]**********  任意の半角文字列         pos に頂点座標列         info にTrackLogの総トリップ時間,総距離,平均速度など情報         gid にTrack表示用グループ番号(2531)    −    図形 : Point図形         ※)表示する図形の数は,OptionのStep数で指定する    属性 : str にTrackLog上の任意のTrackPoint(TP)での          通過地点の時刻,速度,方向          書式: [TP]********************         pos にTPの地点座標         info に直前のTPとの時間間隔,距離,平均速度など         gid にTrack表示用グループ番号(2532)   ※)以下の規則は,MpsEditorやGarConnectなどの以前のソフトウェアでの     規則と互換性がありますので,それらのソフトウェアで生成した     MPS形式のGPSデータファイルは,そのまま利用できます. 【アンインストール】  (A)の場合    コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」で行ってください  (B)の場合    インストールしたディレクトリを削除してください. 【免責】  本ソフトを使用して発生したいかなる損害等に対しても作者は責任を負い  かねますので予めご了承ください。本ソフトは,ご使用になられる方ご自身  の責任でお使い下さい 【変更履歴】  Ver 0.10 : 2001.04.20 ;初版