============================================================ 【ソ フ ト名】 マップサーバスクリプトエディタ         MPS Script File Editor(MpsEditor) Ver1.40 【ファイル名】 MPSED140.EXE(自己解凍ファイル) 【著作権 者】 三谷哲雄         地理情報システム研究室(三谷ゼミ)         流通科学大学情報学部経済情報学科 【対応 機種】 WindowsNT4.0+sp5(VB6+SP4の動作可能機種) 【動作 確認】 Micron MillenniaXKU,Libretto50 【ソフトウェア種別】 フリーソフト 【転載 条件】 禁止 ============================================================ 【ソフト紹介】   本ソフトウェアは,市販の安価な地図ソフトを利用して簡単な空  間情報の構築,解析,表示機能を有する簡易GISの実現を目的と  して開発したソフトウェアです.本ソフトウェアでは,プロアト  ラス98シリーズ(アルプス社製品.以下プロアトラスとする)  を利用しています.プロアトラスは,ラスター型データを利用し  た各種スケールでの地図閲覧をわかりやすいインターフェイスで  簡単に行うことのできる地図ソフトです.本ソフトウェアは,プ  ロアトラスのOLEオートメーションサーバ機能を利用することで,  プロアトラスとの連携し各種GIS機能を実現しています.ただし,  地理情報の表示,位置情報の取得等などは,プロアトラスをコン  トロールすることで行っています.このため,「MpsEditor」本  体には地図情報の表示に関わる機能は一切持たず,図形情報の管  理,編集機能および空間解析機能等のGISの機能のみを実装して  います.したがって,本ソフトウェアを利用するためには,本ソ  フトウェアと共にプロアトラスが必要です.OLEオートメーショ  ンサーバ等についての詳細は,http://www.alpsmap.co.jp/proat  las/98/techdoc/index.htmlを参照してください.   本ソフトウェアでは,アルプス社の提唱するマップサーバ技術を  利用するためのスクリプトファイル(拡張子が「MPS」のファイ  ル.以下Mpsスクリプト)の作成,編集が可能です.このため,  本ソフトウェアで作成したファイルは,そのままマップサーバ技  術へ利用することができると共に,既存のMPSスクリプトファイ  ルを編集することももちろん可能です.ただし,表現可能な地図  情報は,このMPSスクリプトの仕様に従います.   本ソフトウェアの基本的な利用形態は,「MPSスクリプトの仕様  に従うスクリプトの簡単生成,簡単編集」です(MpsEditorのエ  ディタという名称の所以).その際に各種解析機能等により,よ  り高度な地図情報の表示(主題図の作成),空間情報の解析等が  行えます.ただし,そのためにはMPSスクリプトに関する初歩的  な知識は必要です.   本ソフトウェアで対応しているプロアトラスシリーズは,以下の  通りです.   ○プロアトラス98(Ver1.08以上)   ○プロアトラス地域版(Ver2.50以上)   ※プロアトラス2000および2001の両シリーズでは動作しません.  ただし,本ソフトウェアで作成したMPSスクリプトファイルは,  全てのプロアトラスシリーズで表示,閲覧等が可能です. 【インストール方法】  0)ProAtlasのインストール    MpsEditorを利用するにはあらかじめProAtlasが    インストールされていなければなりません.  1)MPSED140.EXEをダウンロードします.    自己解凍ファイルになっています.  2)MPSED140.EXEを実行します.    解凍先ディレクトリを指定します.    解凍後自動的にSetupプログラムが起動します.    −    以前のVerと同じディレクトリに上書きする場合(標準インストール)で    MpsEditor.iniを変更している場合は既存ファイルをバックアップしてください  −−  インストールされるファイル    標準インストールでは,「c:\Program Files\MPS Script File Editor」に    下記のファイルがインストールされます.    −リスト−     MpsEditor.EXE  MpsEditor本体プログラム     MpsEditor.ini  MpsEditor初期設定ファイル     Readme.txt  本ファイル     Manual.pdf  マニュアルファイル(PDFファイルVer4)     Tutorial.pdf  チュートリアルファイル(PDFファイルVer4)     Sample.exe  サンプルファイル(自己解凍形式ファイル)       実行すれば所定の場所にSampleディレクトリが作成され       その中に各種サンプルデータを解凍します.     ST6UNST.LOG  セットアップ情報     −−     MpsEditor.Dat  MpsEditor用「デフォルト情報」保存ファイル      ・初回起動時に生成されるファイルです.      ・FDで起動した場合は,FDに生成されます.      ・本ファイルは,MpsEditorの各種設定情報を保存       次回起動時に,セットすることで状態を再現できます      ・手動での変更は不要  サンプルファイル    ProAtlas「近畿版」を背景に構築したデータしか準備できておりません    このため,他の地域版で表示した場合,図形等が見にくい場合があります.    # 表示倍率で拡大することで若干見やすくなりますが.  −−  3)インストールしたディレクトリ内のMpsEditor.iniの修正    これは,下記について当てはまる場合に修正してください.     ※1)FDのデフォルト情報で起動したい場合,        < Mode >を変更する必要があります.     ※2)HDDのデフォルト情報で起動で,        なおかつアクセス制限がかけられている場合        < HDDのパス >を Default から変更する必要があります.     ※3)FDDのドライブが(A:)以外の場合        < FDDのパス >を Default から変更する必要があります.    −−    MpsEditor.ini の説明     −ここから     [Mode] 1 : HDD / 2 : FDD or HDD     1     [Default Path] (ProgramFiles) & (HDD) & (FDD)     Default     Default     Default     Non     −ここまで    [Mode] : 起動モードの選択     1 = 常にHDDの指定パスからデフォルト情報を読み込んで起動します     2 = 起動時にHDDかFDDのどちらからデフォルト情報を読み込むかを         指定します     −−     1台のマシンを複数人で使用する場合などに,     FDを交換することでデフォルト情報を切り替えて     起動したい場合は,”2”にセットします.     起動時に挿入されているFDからデフォルト状態を読みこむことで     窓の位置やコマンドライブラリ(使用説明書参照)などを     各自の設定で起動することができます.     また,終了時には現在の状態をFDに保存して終了します.     −−    [Default Path] : [ProgramFiles],[HDD],[FDD],他のパス指定     ○1行目は,使用するマシンの「Program Files」のパス      # 現在は未使用(Ver1.0との互換性確保のため)で変更不要     ○2行目は,上記デフォルト情報を保存(書出)できるHDDパス      Default の場合 MpsEditorのインストールディレクトリ      それ以外の場合 指定のディレクトリ      # 通常は,MpsEditorのインストールディレクトリを指定します.      # セキュリティの関係でディレクトリにアクセス制限をかけている場合は      # ここを修正する必要があります.     ○3行目は,上記デフォルト情報を保存(書出)できるFDパス      Default の場合 A:      それ以外の場合 指定のディレクトリ      # 通常は,FDドライブ名(A:)を指定します.     ○4行目は,Waypoint+のプログラムファイルのフルパスを指定      # メニューからWaypoint+を起動するための指定      Non もしくは 指定しない場合,Waypoint+の起動コマンドが使えません      指定する場合は,フルパスを指定してください.    −− 【起動方法】   Programメニューからたどるか,   解凍したフォルダ内のMpsEditor.exeを起動してください.   また,MpsEditor.exeのアイコンへ,Mpsファイルをドラッグ&ドロップで   そのファイルをOpenして起動ができます.   −−   「コマンドライン引数」     MpsEditor.exe %1     %1 省略時(通常時):起動のみ       -n       :新規作成状態で起動       FileName    :「FileName」ファイルをOpenして起動   −−   終了時にProAtlas側でProAtlasを「終了」しないで下さい.   MpsEditorの終了時にOLEオートメーションエラーを起こします.   必ず,MpsEditorで終了してください.   −−   EXCEL参照機能を使用した場合にも,EXCEL側でEXCELを「終了」しないで下さい.   −− 【アンインストール】  コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」で行ってください.  また,Sample.exeで作成されたファイルは自動的には削除されませんので  ご注意ください. 【免責】  本ソフトを使用して発生したいかなる損害等に対しても作者は責任を負い  かねますので予めご了承ください。本ソフトは,ご使用になられる方ご自身  の責任でお使い下さい 【変更履歴】  Ver 1.0 : 1999.07.15 ;初版 Ver 1.1 : 1999.07.30 ;MpsScript仕様のVerUp(1.20→1.32) ;Snap検索開始位置をカレントの次コマンドに変更 ;EditPosのスナップ動作を修正 Ver 1.2 : 1999.08.02 ;EditPosの番号付け表示のON/OFF切替 ;Fileオープン時に以前のPreViewが残るのを修正 1999.08.12 ;EditPosの頂点間距離計算機能追加 ;EditPosの頂点インジケータ表示 Ver 1.30: 2000.02.03 ;起動時にディレクトリ存在のチェック Ver 1.31: 2000.04.21 ;ProAtlasファイルのパスをレジストリから取得 Ver 1.32: 2000.05.23 ;Combineルーチンのバグ修正 Ver 1.33: 2000.07.31 ;SpatialSelectルーチン修正 ;割り算のオーバーフロー対策 ;Waypoint+のテキストデータ処理ルーチン組み込み Ver 1.34: 2000.08.02 ;Mps,Wpt+のDrag&Drop読み込み ;URLのDrag&Drop読み込み ;Waypoint+の自動起動 2000.08.04 ;Line図形の頂点による2DRMSの計算 ;Wpt+TrackLogによる2DRMSの計算 ;ListCount(リストなし時のトラップ)バグFix 2000.08.09 ;MpsToWpt時の[info]情報の扱い変更        (infoに任意文字ならそれを出力) ;カレントディレクトリ保存,指定のバグFix Ver 1.40 : 2000.08.10 ;(VB6へ開発環境を移行) ;Defaultデータの読み込みルーチン改良 2000.08.31 ;(内部処理ルーチンの整理)